■ ID
| 1166 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| ゼオライトろ床と植栽を組み合わせた里川再生技術の実河川への適用と維持管理
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■ 著者
| 木持謙
埼玉県環境科学国際センター 金澤光
埼玉県環境科学国際センター 真下敏明
真下建設(株) 正田武則
(株)AZMEC 常田聡
早稲田大学理工学術院 関根正人
早稲田大学理工学術院 榊原豊
早稲田大学理工学術院
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■ 出版元
| (株)産業用水調査会 |
■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 用水と廃水、Vol.53、No.2、142-149、2011 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では、ゼオライトろ床と植栽を組み合わせた里川再生技術について、浄化効率や維持管理性等の浄化施設の視点と、水生生物等の生息場所や植栽基盤としての有効性等のビオトープの視点の両面から研究開発を進めている。技術の概念としては、地域住民レベルで維持管理作業等に対応可能なもの、適用先の概念としては、水質と水生生物の生息環境の双方の改善が望まれ、かつ導入効果が体感できると想定される規模の河川等としている。実小河川での実験の結果、本技術は特にNH4-Nの除去能に優れており、これはゼオライトの導入効果と考えられた。また、河川への直接設置を想定した場合、“底泥の蓄積しにくい技術・装置”の研究開発が、水質浄化の定義として“物質変換”あるいは“生態毒性の低減、有害物質の不活性化” といった視点からの研究開発がそれぞれ必要と考えられた。本研究開発は、地域共生・持続型の汚濁河川および水圏生態系の修復・改善技術の開発普及へのモデルケースとしても位置づけられ、維持管理手法等を通じた地域と河川の関わり方というソフト面での検討も含めて、総合的に推進されている。
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